検診とビジネス
メタボ検診の義務化によって、管理栄養士の存在がクローズアップされています。
それと同時に、管理栄養士の不足が問題として浮き彫りにもなっています、
そこに着目し、メタボ検診にとっても管理栄養士にとってもプラスとなるような事業として個人的に注目しているのが、アメーバブログというサイトで提案されている管理栄養士ビジネスです。
管理栄養士ビジネスとは、
管理栄養士が不足している地域、あるいは管理栄養士を必要としている企業や団体、地方自治体などに対し、管理栄養士を派遣するというビジネスモデルの事業です。
管理栄養士のネットワークを形成し、どのような管理栄養士がどの地域にいるかというのをデータベース化し、情報公開をするという方法が考えられています。
まだ具体的に実現するかどうかはわかりませんが、かなり良いアイデアです。
実際、管理栄養士という職業はまだとても一般的ではありません。
どの組織にどんな人がどれだけの人数存在しているのかも良く把握されていないですし、不足しているとは言うもののどの程度不足しているのか、そもそも全国に何人いるのかもあまり取り立たされていません。
そういった情報不足の状況において、管理栄養士の情報を提供し、働く場所の需要と供給のバランスを整えるというのは、それぞれにとって非常に有益な事です。
メタボ検診が問題なく実施される上で、この管理栄養士ビジネスというのはかなり重要になってくるでしょう。
無料化
メタボ検診は、基本的には有料です。
しかし、中には少数ながら無料化を発表している自治体もあります。
仙台、大阪、北九州市、静岡県吉田町、沖縄県南風町が既にメタボ検診の無料化を実施しています。
メタボ検診を無料にするという事は、大きなリスクが伴います。
というにも、義務化されているわけですから、どれだけ市民、町民が不満に思おうとも、結局は検診を受けなくてはなりません。
税金が引き上げられ、ほとんどの国民が不満を唱えても、結局支払う事になるのと同じです。
当然その利益を見込む所も多く、それを無料にするのはあまりに勿体無いというのが本音である事に疑いの余地はなく、無料化を実施する自治体が少ないのはそのためです。
その中にあって、何故無料化に踏み切る地方自治体があるのでしょうか?
それは、無料にする事で得られるメリットがあるからです。
例えば、検診代は無料でも、そのサポートに関してはそれなりの額のお金を支払うようなシステムだったり、地方の評判を上げる為だったり、他の市や県から受診者を呼び込む事で、検診以外の部分での収入に期待したり……などといった思惑があるのかもしれません。
検診が無料というのは国民にとっては非常にありがたい事でしょう。
もっとも、その費用は税金で賄われる事になるので、ありがたがる必要はないのかもしれませんが...。